【告知】シンポジウム「公共劇場の10年」

ご案内です。平日の昼間、しかも長時間のシンポジウムですが、
コアなシンポジウムになると思います。


早稲田大学演劇博物館グローバルCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」
芸術文化環境研究コースシンポジウム

公共劇場の10年
~舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来~

 日本に公共劇場と呼ばれる場が誕生して10年あまりが経過しました。
設立当時の社会のニーズをくみあげ、芸術監督の感性を反映させて
つくられた公共劇場は、何を目指して出発し、どんな課題に直面し
たのでしょう。また今後はそのあり方をどう変えていくのでしょうか。
さらに、既存の劇場以外の場においても活動を発展させている新しい
舞台芸術、演劇活動は現在どのように社会と関わろうとしているので
しょうか。
 この10年で確認された舞台芸術、演劇そのものがもつ公共性とは
何なのか、パブリックなものを担う主体は誰なのか。
―劇場制度、公共団体がつくりあげている劇場の問題とともに、
民間の舞台芸術・演劇活動が担っている公共性をも視野にいれ、
これまでの歩みを振り返り、現状を確認しながら、参加者とともに
未来への提言を構築するシンポジウムを開催します。
 
【開催要項】
■日時
2008年2月7日(木) 午後1:30 ~ 午後5:30 (開場 午後1:00)

■会場
早稲田大学 西早稲田キャンパス26号館(大隈記念タワー) 地下多目的講義室
http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
(早稲田大学へのアクセス)
http://www.waseda.jp/jp/campus/nishi_up.html
(西早稲田キャンパスマップ)

■プログラム
13:00 開場
13:30~13:40 開演・挨拶
【第一部】問題提起
13:40~14:00 小林真理 (東京大学)
14:00~14:20 松井憲太郎 (世田谷パブリックシアター)
14:20~14:40 伊藤裕夫 (富山大学)
14:40~15:00 相馬千秋 (NPO法人アーツネットワーク・ジャパン)

(休憩・質問受付)

【第二部】基調報告と討議
15:20~15:40 松本小四郎(水戸芸術館演劇部門芸術監督)
15:40~16:00 中島諒人(鳥の劇場)
16:00~17:00 パネルディスカッション
パネリスト :中島諒人、松本小四郎、小林真理、松井憲太郎、相馬千秋、
       伊藤裕夫(=モデレーター)
17:00~17:30 質疑応答、まとめ
司会:藤井慎太郎(早稲田大学)
 
■主催
早稲田大学演劇博物館グローバルCOE「演劇・映像の国際的教育研究拠点」
芸術文化環境研究コース

■参加費
無料

■お申込み方法
定員:80名(先着順)
申し込み先:gcoe-enpaku-event@list.waseda.jp

席数に限りがありますので、氏名・所属・連絡先をご記入の上、
お早めに上記の電子メールアドレスまでお申し込みください。
by smacks | 2008-01-28 14:09