大凶かえって吉の兆

毎年恒例となったアサヒアートフェスティバルの一環で明日から始まる企画展「大凶かえって吉の兆」のオープニングへお邪魔しました。
西巣鴨でもお世話になったアーティスト岩井成昭さんによるプロジェクト。まず会場でおみくじを引く。1番から100番までのいずれかの番号をゲットし、その番号の台を探し当て、天井から吊るされている赤いお告げを見る。中はカレンダー状になっているので、紙を一枚もらってお告げを熟読できる。
筆者の引いた90番は、
「選者:松丸亜希子―十回叩いて倒れない木はない(韓国の有名なことわざ)」でした。これをどう解釈するかは、筆者次第。裏に大吉から大凶まで11段階の運度が示されているので、自分がこれだと思う度合いの部分を指でちぎって、むすんで残すもよし、持って帰るもよし。つまりこのことわざを自分の経験や現状に引き合わせどう解釈するかは、おみくじを引いた人に委ねられているというわけ。この不屈の精神を示すことわざ、筆者にとっては運勢というよりは励ましですかね。。。。ちなみに選者は100名、お名前を存じ上げている方も多数いらっしゃって、誰がどのような言葉を選んだか知るだけでも楽しめる企画です。
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by smacks | 2005-06-03 23:59 | ■演劇・ダンス系