smacks dialy

日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
by smacks
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ

<   2007年 06月 ( 8 )   > この月の画像一覧

【報告】急な坂スタジオ×Y-GSA コンペ審査会

今日は、念願の、
急な坂スタジオ×Y-GSA リノベーション・プロジェクトの建築リノベーションプラン審査会。

大変お忙しい中、Y-GSAの先生方、山本理顕氏、飯田善彦氏、北山恒氏、そして寺田真理子氏に審査員としてご参加いただき、また設計助手の皆さんにもご同席していだくという、クライアントとしてこれ以上ない光栄な審査会が実現した。

そして、何より嬉しかったのは、7グループ30名ちかい学生たちが、非常にユニークで独創的なアイディアを、それぞれの熱意をもってぶつけてくれたこと。15分弱の短いプレゼン&質疑応答の時間、先生方は教育的配慮もありつつ現実的な厳しく的確なお言葉を、一方でクライアントの我々はこちらのヴィジョンや使い勝手に関する意見を奔放に言いまくったわけだが、学生はそれにもめげず、一生懸命自分たちのアイディアを擁護していた。その姿は、なんというか感動的ですらあった。

と同時に、あくまでプロの創り手を目指す、Y-GSAという学校の理念、その厳しいながらも正しい教育のあり方に、個人的にはっとした。実現性が問われるビジネスでありながら想像力が問われるアートである、建築。矛盾する二つのベクトルをうまく調整しながらベストな道を探るという、本当に厳しい世界に違いない。

しかし、よくよく考えれば、我々の仕事(ひろくアートマネジメント)に関しても、まったく同様のことが言える、というか言えなければいけない。しかし、今日のアートマネジメントの世界で、今日の学生たちのように、壇上で、先生方の厳しいつっこみを切り返し、次なる思考へとチャレンジしていくような環境は、どれだけあるだろうか。

今日の審査会は、学生たちの真剣な姿勢、それをばっさり切る先生たちの厳しい姿勢に刺激されながらも、次に自分がやらなくてはならないことを再確認させてくれる、有意義な機会だった。

新しい何か発想するということは、簡単なことではない。いわんやそれを提案として伝えるということは、大変なことだ。そこを鍛える訓練が必要だ。

b0028579_1402142.jpg

(↑一位になったグループのプレゼンの様子)
b0028579_1423367.jpg

(↑エントリーした7組のプラン+模型)
by smacks | 2007-06-19 23:43 | ■横浜【急な坂スタジオ】

【告知】急な坂フィールドワーク:ヨコハマ劇的空間ツアー

とあるアーティスト集団に、横浜の劇場施設やアートスポットを、なるべく楽しいルートで、
しかも1日でぜんぶ回れるように効率的なルートで案内したことがきかっけで
誕生した企画です。横浜で創作し、発表するための、ロケハン&人脈づくり企画。
ぜひぜひ、ご参加下さい。私も終日参加者と一緒に回ります!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.NEW! 急な坂スタジオ フィールドワーク 
ヨコハマ劇的空間ツアー vol.1 6月27日(水)10時~20時
  集合場所:STスポット
レポート・アーティスト:滝之入 海(Nibroll 照明美術家)

http://kyunasaka.jp/projects/project_archive/yokogeki1/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

b0028579_23355211.gif
b0028579_2336761.jpg
b0028579_23361597.jpg

●「ヨコハマ劇的空間ツアー」とは?
今、横浜には、個性的な「劇的空間」が次々と誕生しています。絶景ウォー
ターフロントのホール、歴史的建造物をリノベーションしたマルチなアート
空間、2009年山下町にオープン予定の県立新ホールなどなど、型にはまらな
いユニークな創造と発表の空間は、私たちのイマジネーションを無限に広げ
てくれます。そんなヨコハマならではの劇的空間を、1日がかりで徹底的に
知り尽くす超効率的なツアー。ぜひご参加下さい!

●開催概要
【開催日時】 2007年6月27日(水) 10時~20時
【集合場所】 STスポット(横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1)
【参加費】 お一人様 500円*交流会参加には別途500円頂戴します。
【定員】 15名 *定員に達し次第、受付を締め切ります。

【お問合せ・お申込み先】
横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ(横浜市西区老松町26-1)
TEL : 045-250-5388 FAX : 045-261-1300 toiawase@kyunasaka.jp
【お申込み方法】
お名前、ご所属、ご連絡先(電話、FAX、メールアドレス)、参加人数を明
記のうえ、急な坂スタジオまでお電話、FAX、メールにてお申込み下さい。

●今回のレポート・アーティスト
滝之入 海(Nibroll 照明美術家)

●ツアースケジュール
※天候、交通状況、施設の都合などにより若干の変更がある場合はご了承
下さい。

10:00 STスポット 集合
10:30 相鉄本多劇場 電車にて馬車道へ移動
11:15 BankART 1929 Yokohama、BankART Studio NYK
12:30 県立新ホール建設予定地
12:45 昼食@中華街
13:45 ZAIM:県立新ホールについて神奈川県・県民部文化課より説明
14:45 ZAIM:ZAIMについて横浜市芸術文化振興財団より説明
15:30 大さん橋ホール
16:30 横浜赤レンガ倉庫1号館
18:00 のげシャーレ(横浜にぎわい座)
19:00 急な坂スタジオ 交流会(同行するレポート・アーティストや、各
施設の専門家たちも参加します)

●今後のツアー開催予定
10月まで毎月1回のペースで実施予定。ルートの若干の変更あり。
詳しくはHP、お電話にてお問合せ下さい。

【主催】 横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ
【共催】 財団法人横浜市芸術文化振興財団
【協力】 NPO法人STスポット横浜、大さん橋プロジェクト、神奈川県県民部
文化課、相鉄本多劇場、BankART1929
by smacks | 2007-06-18 23:27 | ■横浜【急な坂スタジオ】

【告知】7月マンスリーアートカフェ

先日のチェルフィッチュ、ブリュッセル・パリ公演のレポート企画のカフェを開催します! 
ものすごく、私自身も楽しみな企画です。ぜひご来場下さい。

================================
b0028579_422495.jpg

『チェルフィッチュ、世界的超感染力のゆくえ -ブリュッセル・パリ公演徹底レポート』
岡田利規(チェルフィッチュ)×中野成樹(中野成樹+フランケンズ)
日時:2007年6月29日(金) 19時30分スタート

去る5月、ブリュッセルとパリで初の海外公演を果たしたチェルフィッチュの「三月の5日間」。今回のカフェでは、ヨーロッパに新鮮な衝撃をもって迎えられたチェルフィッチュの世界的超感染力のゆくえを徹底レポートします。

「衝撃だ。言葉には言い表せないほど、素晴らしい。この7人の俳優・ダンサーたちの一挙一動を見逃してはならない。(中略)あらゆる国の劇場関係者諸君、この「三月の5日間」を巡回させるために、連帯せよ!」-http://www.festivalier.net/

「イラク戦争反対デモは、横並びにのろのろ歩く二人の俳優によって愉快に演じられる。こうした役者たちの強い身体性が、(舞台上にはない)あらゆる事柄を想像させてくれる。(中略)こうしたオカダの演劇における記号性こそが、作品に強さを与えているのだ。」- Le Soir 紙 

このように極めてポジティヴな反応を一身に受けながら、岡田利規はじめチェルフィッチュの面々は、ヨーロッパ舞台芸術界の最前線ともいえるクンステン・フェスティバルで、何を体験し、何を感じてきたのか? そして次なる作戦と展望は?

  聞き手には、同じく急な坂スタジオのレジデント・アーティスト、中野成樹氏を迎えます。同世代の作り手同士の対話から、現在の日本の演劇状況をも鋭く相対化するトークが繰り広げられるかも?

  参加者から抽選で2名様に、クンステン・フェスティバルのスタイリッシュでボリューム特大のプログラム(全110ページ)をプレゼント! ぜひご参加下さい!

■ゲストスピーカー■
岡田利規(チェルフィッチュ)
中野成樹(中野成樹+フランケンズ)

----------------------------------------------------
開催概要
▼日 時:2007年6月29日(金)
19時カフェオープン 19時30分トーク開始
▼会 場:
横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ
〒220-0032 横浜市西区老松町26-1 旧老松会館
▼入場料:1000円(1ドリンク付)
▼ご予約 HP上お申込みフォーム、あるいはお電話で承っております。
http://kyunasaka.jp/m_cafe7.html  tel:045-250-5388
お名前、ご連絡先、お申込み人数をご連絡ください。
▼主催:急な坂スタジオ (NPO法人アートプラットフォーム)
▼協力:プリコグ
▼助成:アサヒビール芸術文化振興財団
by smacks | 2007-06-17 04:00 | ■横浜【急な坂スタジオ】

急な坂スタジオ×Y-GSA リノベーション・プロジェクト

念願の、急な坂スタジオ・リノベーション・プロジェクトが目に見える形で動きはじめました!
学生さんたちのプロポーザル、どれも個性的で面白いです。急な坂が、創造空間として次なる飛躍を遂げるために一緒に知恵を絞ってくれた皆さんの素敵なプラン、まずはその第一段階ですので、ぜひ見にいらしてください! 

■■急な坂スタジオ×Y-GSA リノベーション・プロジェクト■■
   建築リノベーションプラン 公開展示&審査会のお知らせ


b0028579_014287.jpg

b0028579_010415.jpg
急な坂スタジオでは、エントランス、カフェ、ラウンジスペースなど、共有部分のリノベーションを行なうにあたり、今年度より馬車道にスタジオをかまえ、新たに誕生した横浜国立大学大学院/建築都市スクール“Y-GSA”の学生を対象とし、急な坂スタジオ建築リノベーション・コンペを実施しました。

今回のコンペにはY-GSAの学生7チームがエントリーしました。アーティストや来館者の交流を誘発し、創作活動に刺激を与える様々な仕掛けが用意された個性的なプランが並びました。審査会を19日に控え、急な坂スタジオラウンジにて、プランと一部模型を展示中です。

■公開展示概要
期間:2007年6月13日(水)~6月19日(火)
場所:横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ ラウンジ

■審査会概要
日時:6月19日(火)12時~15時
場所:横浜アートプラットフォーム 急な坂スタジオ ラウンジ
審査会:プレゼンテーションと講評
*審査は、Y-GSA教授陣、急な坂スタジオレジデント・アーティスト、急な坂スタジオスタッフによって行ないます。

■リノベーション・プロジェクト 改修コンセプト
『稽古場=創造の現場』
・クリエイション(創造)のプロセスを共有し、蓄積するプラットフォーム。
・アーティストや来館者の自由な対話や、交流を誘発する空間。
・アーティストの創作活動を刺激し、集中力を高める空間。
by smacks | 2007-06-15 00:13 | ■横浜【急な坂スタジオ】

「これがぜんぶエイプリルフールだったなら」

ここ数日で、パレスチナではファタハとハマスの抗争で、実質的な内戦状態に突入し、レバノンでは反シリア派の政治家を狙った爆弾テロで10名が死亡。対イスラエルのみならず、内部の宗派や党派の争いが、複雑かつおろかに連鎖し続ける、最低最悪の状態。まさに、「これがぜんぶエイプリルフールだったなら!」と叫びたくなる気分だ。しかし、私たちは「ナンシー」でしかない。

果たして、「これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは」のレバノン本国公演は、いつ、どのような形で実現させることができるのだろうか。
by smacks | 2007-06-14 23:07 | ■TIF07-レバノン

5月24日⇒26日:ベルリン出張

ドイツ語が分からない筆者にはどきどきの出張だったが、現地にいる何人かの関係者に助けてもらいながら3日間の間にいくつかの劇場を回ることができた。

5月下旬、すでにテアタートレッフェンが終わった直後のベルリン演劇界は、皆疲れきってたいしたものはやってない、というのが現地の人々の話だったが、それでも数あるレパートリーシアターではどこかで何かが上演されているとのこと。

■HAU
ヘッベル劇場ことHAU.大中小と3つの劇場を有する。プログラムの傾向が私の個人的な興味にもこれまでしてきた仕事にも一番近い劇場のひとつ。・・・というよりは、HAUが世界中の若い才能を発掘し、何度も発表や滞在型の創作やコラボレーションの機会を与えてきた経緯があり、我々としてはそうして発掘され世界に向けて紹介されてきた才能にHAUのような劇場のおかげで出会う機会が多いというほうが正確かも知れない。つまり世界の演劇界のある傾向を作り出している震源地のひとつなのだ。今日はオフィスのあるHAU2で打ち合せ。ちなみにHAUのキュレーターから口頭できいただけなので正確な数字ではないと思うが、HAUの年間予算は350万ユーロ(約5億円)だそう。フォルクスビューネの2700万ユーロ(40億円!)ということだから、確かに3つの劇場で常に企画をやっていることを考えると非常につつましい予算に違いない。それでもあれほどの事業が出来るんだから、やはりやり方次第なのか。
b0028579_23165240.jpg

b0028579_2317639.jpg


■フォルクスビューネ
TIF2005でも紹介したフォルクスビューネ。滞在中は何も演目をやっていなかったので、改修中の外観を垣間見ただけだったが・・・突然天気が物騒な感じに急変。
b0028579_23172758.jpg


■フォルクスビューネ・プラーター
ルネ・ポレッシュの新作を見にいったものの、大雨で到着が遅れ、入場叶わず・・・嗚呼無念。内部はかなり良い感じ。
b0028579_23175178.jpg


■ゾフィーエンゼーレ
ベルギーで見逃したEdit Kardorの新作を観る。ハンガリー出身の女性アーティスト。ドキュメンタリーというか、もはや盗撮でしかない(?)映像パフォーマンス。パフォーマンスのあとに本人と話したら、ほとんどはちゃんと被写体に了解を取っているとのこと。よかった。

■ドイツ座
ドイツ座でたまたまやっていたタールハイマーの新作、ヨハン・シュトラウスの「こうもり」に連れて行ってもらう。ドイツ座は、一言で言うなら、ベルリンの演劇界ではザ・ブルジョワ劇場という位置づけ。確かにオペラハウスにも見まごうような豪華でキラキラした劇場の内装、観客も年配の気取った感じの人が多い。タールハイマーの「こうもり」は、高級な娯楽という感じで、軽妙なオペレッタを、歌も歌える万能の役者たちが軽くこなしている、そんな気楽な芝居だった。後半はずっとバロックな劇場内にミラーボールが回りっぱなしで、この演出は手抜きなのではと思わずにはいられない部分も多かったが・・・まあ、ヨーロッパの伝統芸能としての舞台芸術の延長線上にある劇場ということだ。
b0028579_23182765.jpg

by smacks | 2007-06-10 23:21

5月24日⇒26日:ベルリン滞在の雑感

ようやく、ベルリン滞在分のいくつかの報告を。

5月24日⇒26日、たった3日間のベルリン滞在中、意外だったのが、外がとても暑かったこと。真夏のような日差しに加え、結構むしむししていた。そして3日中、2日にわたって、突然天気が急変し、雹が降ってきた。。。↓は、雹です、雹。
b0028579_22443449.jpg


ベルリンといえばかつて東西を分断していた壁。当然、物理的にはイスラエルの壁にそっくり。そして、椿昇さんと立ち上げたラジカル・ダイアローグ・プロジェクトにもそっくり。イスラエルの壁も、いつかこんなファニーな記念碑になるのだろうか。
b0028579_22472114.jpg


そして、ホロコースト記念碑。
b0028579_2252155.jpg

b0028579_22521013.jpg
b0028579_22521899.jpg

by smacks | 2007-06-10 22:53 | ■TIF07-レバノン

6月9日:TIP TOP 幸福を運ぶアイスクリーム

もう10日前に日本には戻っているのですが、何かと忙しく出張後半の出来事をアップできずじまい。。ブリュッセルの後、ベルリン、パリに少しだけ滞在し、日本に帰ってきたのが29日です。以来、たまりにたまった仕事を片付けたり、実現可能性が見えない企画書を書いたり・・・地味な毎日です。

そんな中、筆者をとても幸せにしてくれるものを発見。

b0028579_18352243.jpg


TIP TOP アイスクリーム社、というニュージーランドのメーカーが出しているアイスクリーム。カーキーボーキーという、コリコリした茶色のカラメルの塊が、濃厚にしてフレーバーなバニラの中に入っているのですが、これが、超美味しい。食べだすと、やめられない種類のおいしさ。

100gで215キロカロリー。当然一箱あけたらやばいことになりますが、そういうことすらも忘れさせてくれる美味しさです。高級な味ではないから、余計食べ続けられちゃう感じ。

サミットというスーパーに仕入れられているようなので、ぜひご賞味ください。

本社のHPもみつけた。http://www.tiptop.co.nz/Default.aspx
by smacks | 2007-06-09 18:27


その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧