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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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ロンドン出張:「カリラ・ワ・ディムナ」@バービカンセンター

バービカン・センター 
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先日の東京国際芸術祭2006で、ロンドンのバービカン・センターと共同製作した作品『カリラ・ワ・ディムナ-王子たちの鏡』のロンドン公演初日に立ち会うため、やってきたロンドン・バービカンセンター(↑)。しかしまったく絵にならないアートセンター。日本で言う荒廃した団地の中に飛来したアートセンターは、敷地面積が巨大すぎ、普通の人は必ず迷子になります。

京都公演から数えて6週間目のロンドン初日。。。日本でも毎日公演の度に変貌を遂げていった作品だが、この6週間で、まったく違うものに変貌していた・・!絶句。

今時間がなく細かくは記述できないが、ざっとあげるだけでも
1)主役の俳優が違う
2)衣装が全然違う(オリエンタル・トラディショナル風から、無国籍・現代風へ)
3)黒人の奴隷役(ラビア役)が消えた
4)カリフ・アルマンスール役のサイモン・ケインが、詩人バッシャール役も兼ねる
5)小道具がかなり違う
6)映像や音楽も、かなり違う

ということで、演出がものの見事に変貌を遂げていた・・・あんぐり。
by smacks | 2006-05-10 18:29 | ■TIF06-クウェート

ロンドン出張①:東京⇒ロンドン

5月9日:東京⇒ロンドン

昨夜はレセプションの後、某銀行マンたちとの飲み会に参加、日本酒を飲みまくった後、徹夜の荷造りの果て、朝6時に成田へ。疲労を通り越して、結構ハイテンション。

またもや、飛行機にのった瞬間に漠睡し、離陸にも気がつかず、本能で目を覚まして機内食を食べ、その後また眠り気がついたら現地到着という状態。非常に便利な身体。だが、ここまで何も気がつかないというのは、もしかしたら疲労のあまり気絶しているのかもしれないとちょっと心配になった。座席についてから、まったく記憶がないというのもちょっと恐ろしい。

ロンドン到着。防寒のためブーツまではいてきたのに、結構ポカポカな陽気。
久々のロンドンだが、今日はさすがに疲労困憊なので、ホテルの近くのレストランでシーフードパスタ(ゆですぎ)を食べて、就寝。
by smacks | 2006-05-09 17:19 | ■TIF06-クウェート

ナント市長来日⑨:東京

5月8日 東京

■永田町
朝9時30分より社会党本部にて福島代表とのMT.続いて民主党本部で国際担当の議員2名とMT.政治家の皆さんは、実際にお会いになると、非常に聡明で、人格も豊かな印象を受けた。少なくともテレビで報道されているようなマイナスなイメージはまったくない。やはり、政治家もやはりメディアの餌食になっているのだ。メディアの作り出すステレオタイプの恐ろしさを改めて痛感。通訳しながらも、相当いろいろな発見があり。

日仏会館カフェ・ブラッスリー「レスパス」
ランチMT.ここのフレンチはカジュアルでそこそこ楽しいメニューなのだが、コンクリート壁の室内は音響設計が悪く、声が響いて会話が非常につらい。よって通訳もしんどかった。

■日仏都市会議@日仏文化会館
日本のクリエイティブ・シティ(を目指す)都市の首長が、文化による地域再生をテーマにしたシンポジウムに顔をそろえる、ということ自体に大きな意義のある企画であった。筆者はナントのパワーポイント係&モデレーターの根本さんの御用係。もっと時間があればよかったかもしれないが、このシンポジウムを出発点に具体的に物事が動きそうなポジティヴな印象。我らが豊島区もがんばって欲しい。

■レセプション@フランス大使公邸
10日間に渡るナント市長来日を締めくくる瞬間がやってきた。ふー。とりあえず全日程を無事終了。最後の別れを惜しむ。

そして、ここ10日間にわたり、普段は決していけないような高級レストランを食べ倒した日々の果てに筆者がひとり向かったのは、広尾のケンタッキーフライドチキン。。通訳をせず、会話をせず、周囲を気にせず、コーラとチキンナゲットとフライドポテトを食べる幸せをも噛み締める。なんか、長かったけれど、個人的にもとても大きな収穫のあった日々でした。

<特記>このブログでは、敢えて食べ物にフォーカスして10日間を追ってみましたが、別に食べてばかりいたわけではありませんので、誤解のなきよう。。
by smacks | 2006-05-08 17:12 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日⑧:東京⇔横浜

5月7日 東京⇔横浜

■東郷神社の「のみの市」
「のみの市」好きのフランス人御用達のマーケット。今は第一日曜日しかやっていないので、月に一度のラッキー。確かに安くて古くていいものが手に入る。古着の襦袢などもフランス人には部屋着として活用可ということでポイント高し。

●東急デパート地下⇒ドンキホーテ
アンティークの次は、高級食品売り場、そしてドンキ。お土産買いには最高のロケーション。

フレミナール小岩井
横浜行きの電車に乗る前に、腹ごしらえ。昨日の精進料理の反動か、全員ビフテキを注文。なんだ、みんな肉に飢えていたのかと納得。ここのサーロインは肉好きにはたまらない大きさと質。

■横浜訪問
BankART、大桟橋、ランドマークタワーを立て続けに見学。横浜の都市計画に強い興味をしめすナント市長。そもそもナント市長は、文化政策と都市計画の二本柱で荒廃したナント市を再生したお方なので、都市計画に関するアンテナの張り方はものすごい。終始、耳がぴんと立っていた。
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■横浜市長との会見
中田市長×ナント市長の対談。通訳はちょっと緊張。それにしても中田市長・・・・でっかい。ナント市長よりもでっかい。周囲の誰よりもでっかかった。今日の大きな発見。

●ZA*IM
横浜の文化ブレーン、加藤さんと吉本さんに連れられ、オープンしたてのZA*IMを見学。ここは初めて来た。結構なフロア面積でいろいろなことができそう。しかし西巣鴨も負けていられないなあ。

●横浜中華街
中華街でも有名なレストランへ。アサヒビールを飲む。個室の雰囲気がとても素晴らしい。話題は現代中国論。訳せないよ、加藤さん。。。
by smacks | 2006-05-07 16:59 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日⑦:東京

5月6日 東京。快晴。

午前中はANJオフィスに戻って、8日のプレゼン資料作成など。誰もいないなあと思ったら、休日だった。アテンドはフランス語の堪能なYAMPガールに一任。森美術館⇒銀座界隈を散策した模様。

東京都写真美術館
資生堂の福原名誉会長が館長を務める、東京都の美術館。館長御自らにお迎え頂く。いつきてもそれなりに見ごたえのある展覧会が行われているので、とてもお気に入りの美術館の一つ。
今日の展覧会は3つ。特にフランスのモード写真家、ギィ・ブルダンの展示は秀逸。

■渋谷散策
次のMTまで時間があったので、ハチ公前交差点⇒センター街⇒スペイン坂 を案内。あまりのことにはしゃぐ市長夫妻。女子高生の集うゲーセンでプリクラを体験。一同、はしゃぐはしゃぐ。筆者も操作の仕方が良く分からず、女子高生に助けてもらう。「ナントのLieu Uniqueにもこのマシーンを置いたらきっと成功するだろう」とは市長さんのお言葉。
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精進料理・醍醐
資生堂の福原会長との会食。まさにザ・精進料理。肉も魚も出てこないが、すごい手の込んだ料理であることは一目瞭然。通訳はひとりだったのでほとんど味わわず。

■ラ・フォル・ジュルネ
閉幕コンサート。5000人の客席がきれいに埋まっている。モーツアルトノレクイエム。なかなかに斬新な演奏で、観客はエキサイトしていた。とにかく皆様お疲れ様でした。
by smacks | 2006-05-06 23:35 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日⑥:金沢⇒東京

5月5日:金沢⇒東京。晴天。飛行機で移動。

■兼六園、東山茶屋街
朝から歩きたおす。フランス人は朝から元気なのだ。

金沢市民芸術村
ここは本当に素晴らしいところなので、通訳をするのも楽しく。黒テントがワークショップ中。
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フレンチ・レストラン:シャンタル
ここも金沢市内を一望できる岡の上にある。かつてフランスで修行を積んだシェフが繰り出す、正統フレンチ。これがまたブラボな味。聞くところによると、シェフは狩人でもあり、お店を閉めているときはたいてい山に入って狩をしているのだそうだ。のっけから猪のスープが出てきた。また鮭サーモンは自家製とのことで、素材も技も楽しめるお店。席数も少なく、不定期休業なので、必ず予約していくべし。それにしても、金沢の素晴らしいレストランの数々を手配してくださった金沢市の職員の方に、感謝感激。

ラ・フォル・ジュルネ in 東京国際フォーラム
東京に舞い戻る。ミーティングをいくつか同時多発的にこなしたあと、ラ・フォル・ジュルネのコンサートへ。今年はモーツアルト。それにしても今晩の演奏はかなりイマイチだと思った。コンサート後は内輪のレセプション。

イタリア料理・キャンティ
ユーミンなどで有名な西麻布のキャンティで、芸術監督のルネ・マルタンらとの2次会。この席ではフランス人がメインなので、適当なところで切り上げ久しぶりに自宅に帰らせてもらう。さすがに疲労困憊。
by smacks | 2006-05-05 09:39 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日⑤:京都⇒金沢

サンダーバード
京都と金沢を繋ぐ電車。初めて乗った。非常に快適。デザインもいかしている。

料亭・杉の井
金沢市市長、山手氏が着物姿でお迎えくださる。料亭で頂く、和風洋食の、繊細でおいしいこと。筆者のように肉が出てこないと食べた気のしない人間には、最高の組合せ。通訳しながらも、うなるほどの味。庭園もお見事。

■武家屋敷⇒21世紀美術館
何度きても楽しめる金沢の醍醐味。GWのため人があふれている。蓑館長曰く、GW中は1日に2万人近い人が訪れているとのこと。驚愕。(TIFでは2ヶ月かかっても到達できない動員数。)ゲント現代美術館のコレクション展もなかなかに骨太の展示。
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松魚亭別館
蓑館長がホストの夕食会。金沢を一望できるお座敷で、笛と太鼓のパフォーマンスもあり。昨年も来たが、今年もその味は健在。

東山茶屋街:玉とみ
元芸奴が営むお茶屋さんにて2次会。通訳をするときは一切アルコールを飲まないことに決めているが、2次会なので日本酒に突入。

■マンガ喫茶
ホテルからインターネットが繋がらないため、マンガ喫茶へ。ひととおり仕事を片付けた後、マンガに手をつけ、読みふけること数時間・・・。自業自得の慢性寝不足へ突入。
by smacks | 2006-05-04 09:17 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日④:京都

5月3日:京都。晴天。

法然院
住職の槙田氏は京都芸術センターの理事も勤めていらっしゃる、京都アートシーンの立役者のお一人。法然の説いた性悪説のご講義を頂いてから(通訳は大変)、アーティストの作品が何気なくおかれている境内を拝見。
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■清水寺⇒竜安寺⇒金閣寺
京都見物の定番。しかしGWのため、人が多すぎ、文化遺産を前にした感慨には浸れない。人とは違ったオリジナルなバカンスを目指すエリート・フランス人たちは、大概、観光客の多い混雑したところに連れて行くと不機嫌になるが、今回も例外ではなく。文化遺産はみんなのものですよ。。。

広東料理・蕪庵
お庭に面した個室が素敵な広東料理のお店。結婚式などにも向いていそう。枯山水の庭には中国の鶏が放し飼い。

■鞍馬
人の少ないところを求めてたどり着いたのがここ。ご機嫌回復。

●料理旅館・吉川
今日はお座敷でてんぷら懐石料理。

●勝手に2次会
22時過ぎより京都在住の仕事関係の方々と集い、ミーティングのはずが、ひたすら「肉(牛肉)」と「豪農」の話で盛り上がる。
by smacks | 2006-05-03 08:59 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日③:新潟⇒京都

5月2日:新潟(曇天)⇒京都(曇りのち晴れ)。飛行機で移動。

ラ・トゥール
京大の時計台の下にあるフレンチ・レストラン。雰囲気といい、値段といい、味といい、サービスといい、とても素晴らしいとエロー夫妻も大絶賛。確かに日本でこれほどまでちゃんとしたフレンチをこの価格で食べられることは驚異的。国立大学恐るべし。東大駒場キャンパスにもあるそう。

■平安神宮
など神社仏閣を一巡り。
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●関西日仏学院・ヴィラ九条山
フランス人アーティストのための、フランス国家が運営するアーティスト・イン・レジデンス。エロー夫妻の娘さんの友達のアーティスト(作家)が滞在中ということで、訪問。それにしても、住居費用以外に、彼らフランス人アーティストが手にする国からの奨学金の額を知り、驚嘆。嗚呼。フランスの税金はひたすら芸術に流れているのだ。

料理旅館・吉川
有名な天ぷら料理の旅館。カンンターでのてんぷらフルコースを堪能。ちなみに市長ご夫妻+ボナンさんはこちらにご宿泊。
by smacks | 2006-05-02 08:44 | ■仏・ナント市関連

ナント市長来日②:新潟

ナントの姉妹都市である新潟へ。残念ながら曇天。

北方文化博物館(豪農の家)
新潟市長主催の昼食会も兼ねて訪れた、かつての豪農の家を保存した歴史的建造物。ここが凄かった。かつては新潟市よりも広い農地を所有していた豪農の一家は、戦後農地改革で農地を失ってからすぐに、豪邸を保存するために財団化し、当時の生活様式を保存する博物館化したという。その先見の明によって、300年も続くこの一族の暮らしぶりが、信じられないほど美しく巨大な邸宅の中に息づいている。御年80歳にもなられる一族の長の方が、「いやあ、うちにいくつ部屋があるか未だによく分からないんですよ、わっはっは」とおっしゃっていたが、その迫力の前にはフランス人たちも一瞬ビビッていた。つい60年前まで、市よりも県よりも権力を振るっていたんだから仕方ないけれど、やはり昔の金持ちは桁がちがうのを改めて実感。
建物も、お食事も、かなり奮っているので、新潟に行く機会のある方はぜひ。
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新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ
など新潟市の文化施設を見学。

新潟フランス協会主催夕食会@ホテル新潟
ナント市長歓迎の大晩餐会。フランスをこよなく愛する新潟市民の皆さんの熱意を前に、マイクを通しての通訳するのはやや緊張。ホテル新潟のフランス料理もなかなかに凝っていて美味しそうだったが、通訳でほとんど食べられず(涙)。

●勝手に2次会
ボナンさんと二人で街へ繰り出す。当然、食べなおし。店構えで直感的に決めたお店が、大当たり。カウンターごしに、佐渡島出身の女将さんとの会話もはずみ。ヨーヨー・マのサインもあったり、実は現新潟市長さんも新聞記者時代によく通っていらっしゃったことなどを聞き、納得。新潟の地酒が美味くて、幸せ~。
by smacks | 2006-05-01 23:00 | ■仏・ナント市関連


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