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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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東京国際芸術祭05 YAMP打ち上げ in Camo-Cafe

3月31日
TIF打ち上げは続く。今日はYAMPスタッフたちとの打ち上げ@Camo-Cafe にしすがも創造舎。TIF期間中のカフェであまったビールやワイン、フードで、かなり盛り上がる。聖子ママの再び登場!で、一同、食欲も充分満たされる。

今年のYAMPスタッフたちの活躍は素晴らしかった。基本的なことは最初からクリアしていて、現場で自分が何をすべきか、何ができるかを考え、指示なしで動いてくれる彼らに、とても助けられたし、励ましてもらった。英語はもちろん、フランス語、ドイツ語、アラビア語の通訳・翻訳から、制作アシスタント的な仕事まで。なんでもできる、オールマイティなYAMPたちとは、まるでずっと前から一緒に仕事をしてきたかのような不思議な一体感があった。
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「壁―占領下の物語II」の公演ビデオにあわせて踊り狂うパレスチナ班の女の子たち。アラブ化が、かなり進行している! けどかわいい~
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「昏睡カフェ」「ディープ・アラブカフェ」「ベルリン・テアターカフェ」、そして今日の打ち上げと、TIFの台所をしきってくれた、MAMAMPこと聖子ママ。ママ率いるカフェ班のお陰で、極めて美味しい&超オリジナルの手料理がフェスティバルを盛り上げてくれました。大感謝&本当にお疲れ様でした!
by smacks | 2005-03-31 23:54 | ■TIF05-全体

ディープおやじカフェ in 味とめ 三軒茶屋

3月29日
今回の中東2公演+フォルクルビューネ公演、かれこれ1ヶ月弱お世話になった裏方さんたちと、盛大な打ち上げ@味どめ in 三軒茶屋。トラックでの搬出から西巣鴨への搬入が終わり、飲み始めたのが午後5時。そして終電を逃すまで・・・・ディープ・アラブカフェならぬ、ディープおやじカフェが展開された。(1週間経った今でも、写真を見るだけで酔いそうだ・・・・アラブよりディープな世界は身近なところにあった?)
by smacks | 2005-03-29 23:52 | ■TIF05-全体

ベルリン・テアターカフェ in Camo-Cafe 

3月27日
ベルリン・テアターカフェ in Camo-Cafe にしすがも創造舎。
日曜のお昼にも関わらず、ベルリン演劇に魅せられた・魅せられつつある人々がたくさん集まりました。
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きっとベルリンで食べるよりもずっと美味しい料理がふるまわれたのではないでしょうか。聖子ママ&カフェ班の皆さんお疲れ様でした~
by smacks | 2005-03-27 14:47 | ■TIF05-全体

(祝)フォルクスビューネ「終着駅アメリカ」初日あく

3月25日
しばし記憶喪失。気がつけばフォルクビューネの「終着駅アメリカ」初日@世田谷パブリック・シアター。
フォルクスビューネのロゴTシャツ&シールを身にまとい、上機嫌のYAMP娘たち(↓)。
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あらゆる意味でどきどきな公演だったが、無事にフォルクスの初来日公演が実現した。評判もすこぶる良く、スタッフ一同胸をなでおろしたのでした。
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by smacks | 2005-03-25 14:40 | ■TIF05-全体

任務完了! 成田の別れと再会

3月22日
朝4時半起床。猛烈に眠いからだを引きずって、まだスカイライナーもエキスプレスも出ていないため京成線の各駅停車にのって成田まで、延々1時間半。扉の近くに座っていたため、ドアが開くたび寒い思いをしつつ、気がついたら爆睡。
出発ロビーにはすでにチュニジアの面々がAFのチェックイン・カウンターの前で列を作っていた。とりあえず全員いることを確認し一安心。これで出国できれば、もう1週間前の悲劇はタダの笑い話になる。
とりあえず全員出発ゲートまで送り出し、ようやく、任務完了!! もう自分の管轄内にアラブ人がいないと思うと、開放感と寂しさでちょっとぽっかりとした気分にはなった。
今度は1F到着ロビーへ。ナント市文化局長のジャンルイ・ボナン氏のお出迎えをメセナ協議会に委任されているのだ。飛行機は1時間ほど遅延。待ちながら、ベンチで横になって爆睡。ここまでくると、恥も外聞もない。いつでもどこでも眠れる自分はちょっと偉い&恥ずかしい。。。

この体制で一時間ほど眠ったあと、ボナンさんと6ヶ月ぶりの再会を果たす。ボナンさんは私が出迎えていることを知らなかったし、私はボナンさんが知らないということを知らなかったので、それなりに驚きと感動の再会となる。
リムジンバスにのって帝国ホテルへ。それからラ・フォール・ジュルネの行われる東京国際フォーラムで昼食会。食事後、諸々の打合せの通訳などをしながら、会場となるフォーラム内部を視察。5000人の大ホールは、かなりすごい。いまどきこんなホールを作るって、どういう考えだったのか。

なんだかんだ6時ごろまで彼らのミーティングにお付き合いし、久しぶりに西巣鴨の自分のデスクに腰を下ろした。・・・・何をしたらいいのか、一瞬分からなかった。
by smacks | 2005-03-22 23:32 | ■TIF05-チュニジア

最後の晩餐

3月21日
朝から、今までたまりにたまったプライベートを片付ける。病院にいったり、洗濯をしたり、部屋を片付けたり・・・少しは人間らしい生活を取り戻そうと努力をする。
夕方からチュニジアチームに合流。YAMPの中山君はカンパニーの数名を連れて皇居や浅草、秋葉原で丸一日を付き合ってくれていた。一方YAMPの宇波さんは、ジュヌンで母親役を演じた大女優ファトゥマ・ベンサイデンのアテンドで東京駅までお出かえ。それから皆で西新宿の居酒屋で最後の晩餐をとる。
アラブ人、チュニジア人から見たパレスチナ問題。議論は異様なまでの盛り上がりを見せた。パレスチナやイスラエルのフェスティバルから招待されようと、イスラエルという国家内=占領地パレスチナへ足をふみいれることをかたくなに拒否してきた彼ら。彼らに限らず、例えパスポート的には何の問題もなくイスラエルに入国できるが、それを拒否するアラブ人は多い。
それから、今回の東京公演におけるチュニジア大使館の対応についても、議論はおおいに盛り上がった。チュニジアという国の置かれている屈折した現実を語るに絶好の素材であったことは、言うまでもない。
by smacks | 2005-03-21 23:29 | ■TIF05-チュニジア

チュニジア/パークタワー最終日

3月20日
朝9時。本日帰国のピエールをリムジンにのせるためワシントンホテルのフロントに行くも、彼の姿はない。部屋の電話は誰も出ない。昨日のトークも時間ぎりぎりに現れた前科者ピエール。実は3連休でむちゃむちゃホテルは混雑し、エレベーターが麻痺した結果、フロント階に下りるまで10分もかかっていたのだった。何とかチェックインを済ませバス停にダッシュしたものの、バスは無常にも我々の目の前で扉を閉めて行ってしまった。うああああ、去年もこんなことあったなあ。。。新宿までタクシーを飛ばし、次のリムジンバスに乗る。もろもろの精算やら打合せが済んでいなかったこともあり、結局一緒に成田まで行くことに。また早朝の成田にはせ参じることに。
とはいえZAWAYAに椿昇特集を組むための詳細など話し合いながら、ピエールを無事に送り出した。さすがに突然の成田往復はきついなあ・・・早く戻って寝ようなどとぶつぶつ考えながら到着ロビーに戻り、バスチケットを購入しようとしたそのとき。ふと横を向くと、そこには見慣れた人が・・・・聖子嬢でした。とうとう早朝成田で会ってしまいました。彼女はドイツのドラマトゥルクのお出迎えに成田詣で。

チュニジア最終日。今日で現場は終わる。・・・・長かった。この怒涛の現場の日々を、ジュヌンのすばらしい評判とともに現場を締めくくることができて、感無量だった。

が、その感慨に浸る間もなく、舞台・客席のばらしが一斉に始まる。そのスピードといったら。つくるのは大変でも壊すのは一瞬なのだ・・・

その合間に、市村ディレクターの提案によりファーデルとジャリラ、市村さん、そして今日の公演を観てくださった永井多恵子さん(TIFの組織委員でもあらせられるのだ)+相馬で、寿司屋の一室で今後のことについて話し合う。お互いをお互いが高く評価しあった後は、話が早い。少なくとも2年後には何かしらのアウトプットを共同でやっていく方向で話がまとまる。
ファーデルもジャリラも、ついでに市村さんも永井さんも上機嫌。とても素敵な雰囲気での会食だったが、ばらしの現場から電話が入って、戻れとの指令。。。後ろ髪を引かれながらも、その場を切り上げる。(その後この半ば強制的な会食の中断を、ファーデルに切々と訴えられることになる!)

パークタワーに戻って、最後のかたし。トラック2台にもろもろを詰め込む。そしてトラックを追いかけて舞台監督さんらとタクシーで西巣鴨へ。
とりあえず壁の残骸やら小道具、制作物をにしすがも創造舎に格納し・・・すべてが終わったころには12時ちかくだった。ああああとっても疲れた~ 
by smacks | 2005-03-20 23:11 | ■TIF05-チュニジア

アラブで今、演劇的であること

3月19日
マチネ&ソワレ。その間にトークセッションというハードな一日。
11時よりトークセッションにそなえてファーデル、レバノンの演劇評論家でアルハヤートの記者、ピエール・アビザーブ、鴻英良さんとのミーティング。このままシンポジウムにしてしまったほうがいいのではというほど、エキサイティングな議論が続く。「もしも、私がここ東京でこうして自分の作品を紹介できたことが、9・11以降という文脈の上で語られるのであれば、本当に感謝しなければならないのは東京国際芸術祭じゃなくて、ビンラディンとジョージ・ブッシュだね」と笑ったファーデルの言葉が残る。アラブ・イスラム文化圏の演劇、という枠組の中で語られることに対するファーデルの抵抗は、当然のものであるが、我々の芸術祭の「中東シリーズ」はまさに、9.11以降突然イスラム・アラブ世界に向けられた眼差しが具現化したものであることも事実なのである。

トークセッション。ゲスト紹介と通訳補助のため壇上に上がってトークを見守った。1時間45分という時間はあっという間に流れたが、その限られた時間の中でも、話題はジュヌンからチュニジア、アラブ世界における演劇や芸術の潮流、検閲や観客の問題へと次々と展開した。(いずれ活字にするつもりです)
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(c)松嶋浩平

ソワレ公演が終わった23時過ぎ、ファーデル一家(演出家ファーデル+妻ジャリラ・バッカール+娘さんエシア)とヌンを好演したアリ君と、パークハイヤットで夜中の会食。さすがに彼らも、「肉が食べたい」といってステーキを注文。ファーデルが嬉々としてポークのステーキをほおばっていたのが意外といえば意外だった。それから54Fのニューヨーク・バーで、ピエールや振付家のナウェル・スカンドラーニ(二人とも去年のIVPでも来日している)やカンパニー・マネージャーのハビブも合流し、アラブ人と過ごすゴージャスな東京ナイト(?)を堪能した。
by smacks | 2005-03-19 15:39 | ■TIF05-チュニジア

ジュヌン―狂気、衝撃の初日あく

3月18日

とうとうチュニジア、初日があいた。

拍手は鳴り止まず、感動のあまり泣きながら出てくるお客さんもいた。
なんだかよく分からないが、とてつもなくすごいものを観た、という人もいた。

こんな作品をアジアで初めて紹介することができて、良かったと思う。
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(c)松嶋浩平
by smacks | 2005-03-18 23:55 | ■TIF05-チュニジア

パレスチナへ経つ人々

3月17日
昨晩のディープアラブカフェのあと、新宿に戻りまた朝2時過ぎまで宴会に付き合った。しかし、椿さんをはじめみんな体力あるなあ・・・私は基本的に寝ない・食べない、に耐えられない体質なので、最低限の睡眠確保のため失礼する。
朝6時50分。見送りのためホテルのロビーにいくと、まだまったりと朝食をとるパレスチナの面々・・・私が行かなかったらバス乗り遅れてたな、絶対! 感慨に浸る間もなく、荷物を降ろしてバスへのせる。徹夜で見送りをしてくれた椿さんやYAMPの坂本さんと宇波さんがうるうると別れを惜しんでくれる横で、彼らをバスに押し込む相馬。皆に冷たい奴だと思われただろうなあ・・・でも、別れの挨拶は苦手なことのひとつ。それに彼らとは、絶対に近いうちに会うだろうという確信がある。

10時。チュニジアの仕込み。途中ファーデルと日経新聞の河野氏とのインタビューなどが入り一時中断するも、午後には舞台を稽古に使用できる状態となる。夜22時まで、場面ごとにストップしながらの稽古が続いた。ファーデルは役者に怒鳴り続けていた。ところどころフランス語になるので、私にも分かるが、彼の要求は際限がない。。。時に罵倒し、時に自分が舞台にあがって、納得のいくまで役者に繰り返させる。終わるころには役者たちはぐったりして、誰一人飲みにいこうとは言わなかった・・・
by smacks | 2005-03-17 23:37 | ■TIF05-パレスチナ


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