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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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2005年 09月 27日 ( 1 )

横浜トリエンナーレ、いよいよ開幕

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横浜の大桟橋、というところには初めて行った。これが結構素直に素敵なスポットで驚いた。海と横浜湾岸の夜景を両手に、秋の風も気持ちよく。会場は、まさにコンベンション・ホールそのものなだだっ広い空間なのだが、そこがあっという間に人々で埋め尽くされていた。話では800人の招待客+関係者で軽く1000人は来ていたらしい。参加作家に限らず、多くのアーティストの顔もあり。

今日は関係者の方に頼まれ仏語通訳のボランティア。早速サポーターの受付に行ったところ、「ではあとでダニエル・ビュランの通訳をお願いします」と言われ、こんな当日のみの即席ボランティアに今回の横トリの目玉とも言える著名なアーティストの通訳なんかさせて大丈夫なの?とへんな老婆心ながら逆に心配してしまったが、どうやらFM横浜の10分程度の取材ということで、断るわけにもいかず(だって他に誰もいないし)引き受ける。
ダニエル・ビュラン。といえば、もはや筆者の頭の中では美術の教科書の人物というか、もはやフランスや世界の都市の重要な風景を変えてきた功績は、あまりに大きく。誰でも知っているところだと、パリのパレ・ロワイヤルの中庭。それから。リヨン市役所前のテロー広場。御本人はとっても朗らかであったかい感じの、素敵なムッシュ。インタビューも潮風にふかれながら楽しくできました。FM横浜の方から「なぜあの旗の縞々は、赤と白なの?」という質問に、「意味はない」ときっぱり言っていた。また「観客へのメッセージをお願いします」という問いにも、「基本的にこうして欲しいとかこう観て欲しいというメッセージはない。観客はどう作品と関わろうと自由なのだからね」とも。さすがだ。

まだ展示会場を見ていないのでなんとも言えないけれど、とにかく関係者の方々、会う人会う人皆さんほとんど寝ていないらしいのに(だから?)とても素敵な笑顔で、その突き抜けた感じに感動してしまった。やっぱり現場を持っている、守っている人々の気力、体力、迫力というのは、底知れない。
by smacks | 2005-09-27 23:39 | ■美術系


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