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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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アヴィニョン演劇祭レポート②-7月15日

7月15日。朝は自然と8時きっかりに目が覚める。近くの教会の鐘の音が響く。非常に体調がよい。日本にいるときより圧倒的に睡眠時間が少ないのに、まったく身体が疲労していない。体にストレスがない。冷房から解放され、全身の血液が循環するだけで、ここまで身体が軽やかになり、頭も冴えるとは。老後は必ずや地中海性気候のどこかで暮らすことを心に誓う。

午前中はひたすらメールのやりとり、午後はMTをいくつかこなす。そうしている間に、豪雨が襲う。そう、今年のアヴィニョンは、猛暑なのに、ときおりの豪雨。という厳しい環境に泣かされている。あまりの猛烈な雨に屈し、スーパーで6.9ユーロもするへなちょこな折りたたみ傘を購入する。日本の100円ショップの傘を売れば儲かるだろうに・・・

■Marcial di Fonzo Bo (アルゼンチン・フランス) & Theatre des Lucioles - La Tour de la Defence
@ Gymnase du Lycee Mistral -19h00

アルゼンチンの劇作家コピ、ことRaul Damonte Botana という劇作家をご存知だろうか。私は知らなかった。ブエノス・アイレスに生まれ、63年よりパリに暮らした彼は、ヌーヴェル・オプセルヴァトゥールにデッサンを掲載していた画家でもあり、フランス語で戯曲を書いた作家でもあった。フランス演劇界ではマイナーな存在だったようだが、今回のアヴィニョンで一躍知名度アップの感あり。彼の2作品を演出したのが、やはりアルゼンチン出身でフランスで活躍する若手演出家、マルシアル・ディ・フォンゾ・ボ。前評判が非常によかったので、急遽見に行くことにしたが、これが噂どうりパンチの効いた舞台だった。フランス演劇界の優等生演出家たちにはない、軽やかにしてタチの悪いノリと、破壊力。ややフォルクス・ビューネをも彷彿とさせる演出。
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© Christophe Raynaud de Lage


■Bartabas (フランス) - Battuta
@Chapiteau domaine de Roberty, Le pontet 22h00 -

昨年日本に招聘されていたときは、あまりのチケットの値段の高さに軽くボイコットしていたジンガロ。いつかフランスでその10分の1の値段で観れればいいや、と思っていたのだが、早速その機会がやってきた。しかもなぜかフェスティバルが招待してくれたとてもよい席。
アヴィニオン郊外の、競馬場とおぼしき広大な敷地に、円形の巨大なテント。そのシチュエーションだけでもとてもわくわくさせられる。ジンガロを毎回見ている方いわく「最近は客ウケの悪い、もったいぶった演出が多かった」というジンガロ。しかし今日の舞台は、120パーセント、ジプシー文化全開。一瞬の躊躇いももったいぶった演出もなく、超楽しい。超すごい。ものすごいスピード感と、ありえないほどすごい技。馬は、出てくるは、出てくるは、50頭くらいは出演したのでは。こんなものを小さい頃に見せられてしまったら、軽く人生は変わってしまうだろう・・・すでに大人でよかったあ。
1500人くらいの円形テントに集まった観客も高揚し、地響きのような拍手や足踏みで喜ぶ。夏の素敵なおもひで。

■フェスティバル・バー
今年のアヴィニオンのフェスティバル関係者用のバーは、なんとなく和風テイスト?バンブーに提灯。結局、昨日に引き続き、3時過ぎまでだらだらと。日本人の若い子達も大集合。↓はフェスティバル・バーの会場となっている体育館のプールの、中。なぜか誰もいませんが普段は人であふれている。
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by smacks | 2006-07-27 03:06 | ■アヴィニオン05-06
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