2006年 05月 01日
ナント市長来日②:新潟
■北方文化博物館(豪農の家)
新潟市長主催の昼食会も兼ねて訪れた、かつての豪農の家を保存した歴史的建造物。ここが凄かった。かつては新潟市よりも広い農地を所有していた豪農の一家は、戦後農地改革で農地を失ってからすぐに、豪邸を保存するために財団化し、当時の生活様式を保存する博物館化したという。その先見の明によって、300年も続くこの一族の暮らしぶりが、信じられないほど美しく巨大な邸宅の中に息づいている。御年80歳にもなられる一族の長の方が、「いやあ、うちにいくつ部屋があるか未だによく分からないんですよ、わっはっは」とおっしゃっていたが、その迫力の前にはフランス人たちも一瞬ビビッていた。つい60年前まで、市よりも県よりも権力を振るっていたんだから仕方ないけれど、やはり昔の金持ちは桁がちがうのを改めて実感。
建物も、お食事も、かなり奮っているので、新潟に行く機会のある方はぜひ。
■新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ
など新潟市の文化施設を見学。
●新潟フランス協会主催夕食会@ホテル新潟
ナント市長歓迎の大晩餐会。フランスをこよなく愛する新潟市民の皆さんの熱意を前に、マイクを通しての通訳するのはやや緊張。ホテル新潟のフランス料理もなかなかに凝っていて美味しそうだったが、通訳でほとんど食べられず(涙)。
●勝手に2次会
ボナンさんと二人で街へ繰り出す。当然、食べなおし。店構えで直感的に決めたお店が、大当たり。カウンターごしに、佐渡島出身の女将さんとの会話もはずみ。ヨーヨー・マのサインもあったり、実は現新潟市長さんも新聞記者時代によく通っていらっしゃったことなどを聞き、納得。新潟の地酒が美味くて、幸せ~。
by smacks
| 2006-05-01 23:00
| ■仏・ナント市関連