ブダペスト出張3日目:懺悔

ブダペスト3日目。今日も天気だけはいいブダペスト。
朝からホテルの部屋でヤスミンと最後の打合せ。作品について、アートについて、イスラエル/パレスチナ問題について、兵役について、イスラエル社会の諸問題について、もちろん東京での諸々について話す。今ちょっとまとめる時間がないが、同じような話はTIF06の公演後のポストパフォーマンス・トークでぜひ観客の方々と共有したいと思う。しかしヤスミン、筆者よりほんの2歳年上なだけだが、既にアーティストとしての風格と明確な言説を持つ、とてもクレバーで才能溢れる女性だ。これから一緒に仕事ができることが楽しみでならない。(↓街中で見つけた「ストロベリークリームと火薬」のポスター)
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昼過ぎから出発まで残された時間は3時間。ダンサーのヨッシ君に教えてもらったユダペスト有数の温泉に行くことを決意。腰にもきくかも知れないしという切実な思いもあり。アールデコの豪華なホテルの中にある温泉(写真↓)は、個室タイプの脱衣所で水着になるか裸へんなエプロンのような、金太郎のような白い「まえかけ」を貸してもらえる)になり、係のおばあさんが鍵をかけてくれる。いざ温泉へ入ってみたが、温度が低い!36度か38度の2パターンしかないので、熱い風呂が好きな筆者にはどこかもの足りない気がしてならない。それでも熱いお湯が出ている壁の近づいて、45分ほどぬかるんでものぼせない程度の温度なのだ。うーん、ネタとしては面白いけれど、日本の温泉のようなものを期待してはいけないかも。やはり風呂は熱いほうが好き。
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という珍妙な体験を最後にブダペストの町を離れ、空港へ。チェックイン・カウンターに航空券を見せると、担当のお姉さんが(勝手に想像するに)ハンガリー語で「げげげ」みたいな反応を示す。失礼な、と思ったのもつかの間、「この航空券、昨日の日付ですよ」といわれる。・・・・しばし絶句。「とにかくエアフラのカウンターで何とかしてもらって」ということになり直訴交渉へ入る。「これは私のミスではありません。この航空券を発見した旅行代理店か成田のエアフラのミスに違いありません。」と説明するも、なんやかんやと待たされること延々30分。挙句の果てに「たとえ成田のエアフラのミスでも、日付の違う航空券をチェックしなかったのはあなたの責任です。」と言われる。・・・・・・そんな(涙)。結局いろいろなやり取りの結果、昨日のチケットを今日のものとして追加料金なしで使えることになり。。。あああ、空席があってよかった。

というわけで、筆者本人はこのチケットを予約してから10日間、ブダペスト→パリの復路は本日20日であると信じてやまず、実際何の疑いももたず行動に移したわけだが、、、、その後飛行機の中で、自分がソウルからメールで旅行代理店に予約をお願いした文章をパソコン上に発見。そこで頼んだスケジュールそのものが、なんと復路19日になっていることを発見!!! ああああ皆さんごめんなさい! ここで懺悔します。すべて私のミスでした! しかも、本人そのミスに気づかず、ゴリ押ししてしまいました。エアフラ@ブダペスト空港の皆さん御免なさい!・・・彼女たちが一生このブログを発見しないことを前提に、ここに謝罪します。。。 
by smacks | 2005-10-20 17:57 | ■フランス滞在&もろもろ