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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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シャウビューネ「ノラ」

日本におけるドイツ年で続々来日が続くドイツ演劇。TIF05で初来日を果たしたフォルクスビューネに続き、今日から世田谷パブリックシアターでシャウビューネの「ノラ」が始まりました。
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シャウビューネといえば、まだ30代中盤という若さでシャウビューネを率いる演出家のトーマス・オスターマイアー。超目つきの悪い長身猫背お兄さんだが(失礼)、昨年のアヴィニオン演劇祭ではアソシエートディレクターとして自身の5作品も含め、ドイツ語の演劇を世界中に知らせめた功績は大。インタビューでも舞台挨拶でもいつもジャージを着ているのが印象的。(今日の舞台のあとも壇上に登場したが、やはりへんなジャージみたいのを着ていた。)
「ノラ」。イプセンの「人形の家」を現代のエリート家庭に置き換え、女性の社会的役割と求められているものを再考させる舞台。思ったよりもかなり原作に忠実で、意外性の少ないお行儀のよい舞台だった。同じベルリンでも、東のフォルクスビューネとはノリも体温もだいぶ違う。去年アヴィニオンで観たオスターマイアーの「ボイチェック」は、もう少し挑戦的で刺激的だった記憶があるのだが。
ところでノラは最後に、子供を捨てて家を出るのみならず、夫を銃殺する。なぜ銃殺までしなければならないのだろうか。それがなぜ現代的解釈に繋がるのだろうか。私だったら通帳や印鑑や小切手盗んで出てくけど~~ 女性が夫と家庭を捨ててたくましく生きていくためには、殺害という感情的な決着じゃなくて、もう少し実利的な決着の仕方のほうが現代的なのでは?と思った女性は多いのではないでしょうか。
by smacks | 2005-06-17 23:06 | ■演劇・ダンス系
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