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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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金沢は春もすごかった!

4月27日
朝8時、「北越」という電車に乗って、新潟から金沢に向かう。新潟→柏崎→上越→富山→高岡→金沢。この3時間30分が、実に素晴らしかった。右手には日本海、左手にはまだ雪を残した白い日本アルプスがきらめき、手前には黒く光る瓦屋根の村落や青い田んぼと春の野山の風景がどこまでも続く。こんな田園風景がまだ日本に残っていたのかと心底感激してしまった。結局眠って取り戻すはずの3時間30分は、風景に見とれつつ打合せに消える。。ねむ~~
金沢に到着後、21世紀美術館の所有する子供たち輸送用スクールバス(かわいい!)に乗ってまずは金沢芸術村へ。芸術村のレストラン「れんが亭」で昼食会。金沢の山出市長、資生堂の福原会長、そして21世紀美術館の蓑館長が迎えて下さる。蓑さん、次から次へと間髪いれずに話題が出てくるため通訳がぜんぜん追いつかない! (のちに、蓑館長は30年もアメリカの美術館に勤務されていたことを知る・・・納得)そして4月からは、金沢市の助役ともなった。21世紀美術館は昨年10月の開館以来、人口45万の都市において、たった6ヶ月で80万人の入場者数を達成したそうだ。その功績が評価され金沢市の文化政策ブレーンとなったという、日本では極めて珍しい事例である。
昼食後は隣接する金沢職人大学校のアトリエも見学。それから21世紀美術館へとむかう。ナントの人々にはほとんどマインドコントロール並みにこの美術館の革新性を吹き込んでおいたのだが、皆一瞬にして納得したようだ。現場では芸術監督の長谷川祐子さんが迎えて下さる。2日後から始まる展覧会に向けた仕込中であるにも関わらず、またそこを20分程度駆け足で回っただけであるにも関わらず、タレルの部屋やプールなどの常設作品のいくつかを見るだけで、また建築が提示する空間を歩くだけで、明確なコンセプトがすぐに伝わるという威力。さすがのナントピープルも完全に脱帽していた。
↓誰もが絵になってしまう、マイケル・リンの作品
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ナント市文化担当副市長のヤニック・ガン氏による講演会。筆者は映像オペレートをボナンさんの隣でしていたのだが、用意してきたというパワーポイントのファイルが開けず(何しろZIPディスクってもう誰も使ってないし!)、例のごとくインプロゼーションの世界へ突入。まあ無事に終わったから良かったけれど~
21世紀美術館を後にし、今度は兼六園へ。1月に来たときはまだ雪に閉ざされていた兼六園だが、今は完全に日本屈指の名園の姿を現していた。東山茶屋街もご覧の通り。↓古い町並みを照らす午後の光が美しい。
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夜は市内を見渡せる料亭で、市長や文化関係のVIPのみの会食会。第二次世界大戦中に空襲を免れた金沢という日本の最も古く美しい都市のひとつを、守りつつも進化させるための理念と方法を、日々熟考し実践している人々の存在を身近に感じ、こういう席に通訳でもかばん持ちでも同席させて頂いたことにとても感謝した。ナントと金沢の共同プロジェクトが具現化するのもそう遠い話ではないだろう。
会食後は片町付近のバーで飲んで、それからホテルのバーでまた飲んで・・・よく飲み、よくしゃべる。また寝不足だああ・・・
by smacks | 2005-04-27 23:33 | ■仏・ナント市関連
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