2005年 04月 25日
愛知万博、滞在2時間
一足先に根本長兵衛さんと京都滞在をしていたランベール副市長夫妻とボナンさん、ナントからの随行通訳の久美子さんと合流。一行バスに乗り込み、愛知万博、というものに足を運ぶ。なんで万博に来ることにしたの?という筆者の素朴な問いに、「となりのアンジェ市がフランス館に展示を出しているから、挨拶に」という返答なのだが、そのアンジェ市の展示というのが、え?これだけ?というプチさで、プログラムを組んだボナンさんも実物を前にしばし絶句。入場料団体割引でも一人3900円だしなあ。。
実質滞在時間2時間あまり、フランス館をさらりと見ただけなのでなんとも言えないが、とにかく混んでいる。どこへ行っても人だかり(この日は特に団体旅行の小中学生が多かった)だし、とにかく歩かされるので、よほどの覚悟が必要とみた。ナントの人々はまず人の多さに圧倒され、またいまいち理解しがたい万博のコンセプトに首を傾げつつ、フランス館のVIPルームで会見をし、3ツ星レストランでフルコースを食べたのでした。シェフは若干25歳、ナント出身。デザートの「アンティチョークのクレームブリュレと野菜のコンフィ、アーモンドシャーベット添え」はそれはそれは感動的に美味しかった。フランス館の展示は、人類の歴史と開発の負の部分に焦点を当て、12台のプロジェクターを使った映像ルームの展示がメインになっている。フランスらしく、コンテンポラリーダンスも映像に取り入れて、それなりの出来ばえ。一番好感が持てたのは、万博が終わっても廃材が少なそうなこと。他の館に比べて外観もとても地味で、お金かけてなさそうだし・・・↓左がフランス=ドイツ館、右はスペイン館。
by smacks
| 2005-04-25 23:45
| ■仏・ナント市関連