チュニジア/パークタワー最終日

3月20日
朝9時。本日帰国のピエールをリムジンにのせるためワシントンホテルのフロントに行くも、彼の姿はない。部屋の電話は誰も出ない。昨日のトークも時間ぎりぎりに現れた前科者ピエール。実は3連休でむちゃむちゃホテルは混雑し、エレベーターが麻痺した結果、フロント階に下りるまで10分もかかっていたのだった。何とかチェックインを済ませバス停にダッシュしたものの、バスは無常にも我々の目の前で扉を閉めて行ってしまった。うああああ、去年もこんなことあったなあ。。。新宿までタクシーを飛ばし、次のリムジンバスに乗る。もろもろの精算やら打合せが済んでいなかったこともあり、結局一緒に成田まで行くことに。また早朝の成田にはせ参じることに。
とはいえZAWAYAに椿昇特集を組むための詳細など話し合いながら、ピエールを無事に送り出した。さすがに突然の成田往復はきついなあ・・・早く戻って寝ようなどとぶつぶつ考えながら到着ロビーに戻り、バスチケットを購入しようとしたそのとき。ふと横を向くと、そこには見慣れた人が・・・・聖子嬢でした。とうとう早朝成田で会ってしまいました。彼女はドイツのドラマトゥルクのお出迎えに成田詣で。

チュニジア最終日。今日で現場は終わる。・・・・長かった。この怒涛の現場の日々を、ジュヌンのすばらしい評判とともに現場を締めくくることができて、感無量だった。

が、その感慨に浸る間もなく、舞台・客席のばらしが一斉に始まる。そのスピードといったら。つくるのは大変でも壊すのは一瞬なのだ・・・

その合間に、市村ディレクターの提案によりファーデルとジャリラ、市村さん、そして今日の公演を観てくださった永井多恵子さん(TIFの組織委員でもあらせられるのだ)+相馬で、寿司屋の一室で今後のことについて話し合う。お互いをお互いが高く評価しあった後は、話が早い。少なくとも2年後には何かしらのアウトプットを共同でやっていく方向で話がまとまる。
ファーデルもジャリラも、ついでに市村さんも永井さんも上機嫌。とても素敵な雰囲気での会食だったが、ばらしの現場から電話が入って、戻れとの指令。。。後ろ髪を引かれながらも、その場を切り上げる。(その後この半ば強制的な会食の中断を、ファーデルに切々と訴えられることになる!)

パークタワーに戻って、最後のかたし。トラック2台にもろもろを詰め込む。そしてトラックを追いかけて舞台監督さんらとタクシーで西巣鴨へ。
とりあえず壁の残骸やら小道具、制作物をにしすがも創造舎に格納し・・・すべてが終わったころには12時ちかくだった。ああああとっても疲れた~ 
by smacks | 2005-03-20 23:11 | ■TIF05-チュニジア