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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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(祝)TIF2005チケット前売り開始!

めでたくTIFのチケット前売りが始まり、フェスティバルが本格始動し始めました!(チケットはこちらからネットでカード決済できます!)
去年は大苦戦を強いられた中東3カンパニー公演のチケット販売。企画から制作まで担当していた筆者の力不足を棚に上げてなお感じたのは、人々にとって中東という地域が、さらに「中東の演劇」が、いかに普通の日本人にとって接点のないものであるか、ということだった。9・11以降の文明間対話、イスラム文化理解、そんな言葉ばかりが巷に溢れ、希薄で歪曲された中東観がテレビを通じて蔓延する中、実際にリアルなものを「アート」というフィルターを通じて受け止めようとする人々、そしてそのモチベーションがチケット購入まで結びつく人々が、予想よりもだいぶ少なかった。また、通常海外招聘公演であればその国の大使館文化部が後援に入り、資金的にも広報面でも協力体制をしいてくれるのだが、中東各国の場合、
①そもそも文化担当官がいない場合が多い、
②アーティストが反体制派だったり検閲を通ってなかったりして大使館と関係を持ちたがらない(当然だ)、
③大使館にも現代的な芸術表現に対する偏見や無理解があり興味を示さない、
といった問題があり、その協力を仰ぐのはとても難しい。(どころか、ひどい場合は、一番良い招待席を用意しろと言いながら当日連絡なしでドタキャンする大使館もある(怒!))まあそれだけ、中東のアーティストたちは、国の無理解・無支援の中で淘汰され、海外に出られるほどの評価を得ているので、彼らの作品が高いクオリティを持っているのはある意味当然でもある。

などなどチケット販売という点では大いなる苦戦を強いられた昨年の中東シリーズ。結果的には日経・朝日・毎日新聞の回顧録で取り上げられるほど2004年の演劇界一大ニュースとして高い評価をもらったが、今年こそは、専門家の評判だけでなく毎日会場を観客で溢れさせたい。なので皆さん、チケット買ってください!(特に海外招聘公演4000円は、価格破壊ものです!)
by smacks | 2005-01-14 23:12 | ■TIF06-全体
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