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日々の仕事のこと、観劇・鑑賞記録、出張報告など、国内外の舞台芸術を中心としたアートおよびアートマネジメント全般がテーマです。
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Immigrants ― 移民たち

Jenifer(写真右)は、バイタリティ溢れる豪州人。半年以上前から、「ぜひ日本の演劇の状況が知りたい、TIFで働きたい」といってオーストラリアはパースからメールを何度もくれていた。もともとBlack Swan Theatre Company という、パースを拠点とする劇団の営業マネージャー としてバリバリと働いたが、パートナーであるCarl(写真右)と一緒にワーキングホリデーを利用してアジアを巡るサバイバルの旅へ。その最初の滞在国として選んだのが日本、トーキョー。3月まで滞在するということで、次回のフェスティバルの国際プログラムを手伝ってもらうことになった。
とはいえ、日本語の話せない外国人にとって日本の暮らしはあまりに不可解なことが多い。その不便さをやり過ごす方法(?)や日本の演劇界について外国人の眼からアドバイスをしてくれる人は誰かいないかな?・・・と考え、まさに適任者を発見。アダム・ブロノフスキー氏(写真中央)、しかも豪州人! 劇団解体社の主要メンバーとして日本語でも舞台をこなし、東大の大学院で論文もしたためるアダムを加え、豪州人3名+筆者は、池袋のとある串焼き屋に集った。
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一番傑作だった話題は、彼らのルーツについて。カールの両親がポーランドからの移民といえば、アダムの父方もポーランド系、母方はドイツとイギリスのミックス、そしてジェニファーの父はオランダからの移民・・・などなど。一見典型的な白人・アングロサクソンの風貌を持つ彼らオーストラリア人が、実際には異民族・異文化のごった煮の中に生き、さらに流れ流れて今池袋の串焼き屋で一緒にうどんを食べていることのおかしさ。オーストラリア人のアイデンティティって何だろうね、という話で盛り上がった。日本よりもずっと広い国土を持ちながら人口が明らかに減少・老化しているオーストラリア。そんな老いる社会に生きる彼らが、満を持して外国を目指した理由がなんとなく理解できる。
ちなみに、そんな我々に英語でサービスをしてくれたウェイトレスの若い女の子は、話せばなんと中国南部からの留学生という。英語を話す喜びをウルトラ級の笑顔で素直に表現する彼女は、あまりにキラキラ輝いていた。こんなキラキラした若者を見るのは久しぶりだ。。(突如老人の気分) 成人の日に、いいもの見ました。
by smacks | 2005-01-10 23:55 | ■その他もろもろ
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